黒毛和牛の「サシ」が口の中で溶けるのはなぜ?プロが教える肉選びの基準
「焼肉屋の肉はどうしてあんなに柔らかいの?」という疑問を抱いたことはありませんか。
その秘密は、黒毛和牛ならではの「脂の融点(溶ける温度)」にあります。
一般的に、牛の脂が溶け始める温度は40℃前後と言われていますが、上質な黒毛和牛の場合は25℃前後、つまり「人の体温」よりも低い温度で溶け始めます。
指で肉に触れただけで脂がじわっと浮き出してくるのは、このためです。
口に入れた瞬間に「とろける」と感じるのは、単なる表現ではなく、物理的に脂が液体へと変化しているからです。
黒毛和牛をさらに美味しく楽しむためには、肉の「切り出し」も重要なポイント。
お肉には必ず「繊維の方向」があります。
プロはこの繊維に対して垂直に包丁を入れることで、噛み切る際の抵抗を最小限に抑えています。
手作りで丁寧にカットされた肉は、見た目の美しさだけでなく、舌触りの滑らかさが全く異なります。
また、意外と知られていないのが「熟成」の状態。
さばきたての肉が一番美味しいと思われがちですが、実は一定期間寝かせることで酵素が働き、タンパク質が分解されてアミノ酸(旨味成分)が増加します。
この絶妙な食べ頃を見極めるのが、焼肉処あまみのこだわりです。
最近では「一人焼肉」を楽しまれる方も増えています。
自分のペースで、一枚一枚の焼き加減に集中する。
表面を強火でさっと焼き固め、中の脂が溶け出した最高の瞬間を逃さずに食べるのは、まさに至福の時間と言えるでしょう。
上質な黒毛和牛を、宮若市でお探しの方はぜひ一度お越しください。


